朝起きたら足裏、かかとが痛い、一日が終わったら足裏、かかとが痛みやすい。
病院で足底腱膜炎と診断される方も多くいらっしゃる、足底腱膜炎の代表的な痛みの例です。
靴の履き方や選び方が広く知られていない日本では、この悩みに悩まされる方は少なくありません。
この悩みの種である足底腱膜炎をサポートするアイテムとして活用したいのがインソール。
今のシューズに入れるだけで、痛みにくく、症状を緩和し、場合によっては痛みが無くなるほどに効く事もあるアイテムです。
この記事では足底腱膜炎で悩まれる方におススメしたいインソールを厳選してお届けしますので、是非参考にしてください。
そもそも足底腱膜炎って?
足底腱膜炎は足の裏を支える腱膜への過剰な負荷によって発生するケースが多い症状です。
主に足裏、かかとの少し前が痛みやすく、起床時といったシーンで痛みが発生しやすい炎症です。
特に足の裏への負担が大きくなりがちな偏平足であったり、加齢や体重、合わない靴によって引き起こされるケースが散見されます。
重度の場合は保存療法ではなく手術になることもありますが、多くの場合は適切な運動、ストレッチ、インソール、靴の指導、テーピング、衝撃波治療で良くなるケースが多い所感です。
足底腱膜炎に適したインソールって?
足底腱膜炎は足底腱膜への負担が大きい、つまりは大きく引き伸ばされる、力がかかるような状態が長く続く事で発生する事が多い所感です。
そのため、インソールとしては扁平足対策で内側縦アーチや載距突起、踵骨の前への倒れを抑える外側縦アーチや立方骨、踵骨前、加えてかかとをバランスよく支持できる製品が望ましいと言えます。
加えて靴についても大切であり、かかとがしっかりしているもの、足と同じように曲がるもの、サイズの合ったものを履く事が肝要になります。
ここからは足底腱膜炎の方にお薦めなインソールを紹介していきます。
お薦めインソール1bauerfeind バウアーファインド
他のインソールにはない独自の理論で、3つのアーチ部を機能させることを得意としているのが、ドイツのバウアーファインドのスポーツインソール。
インソールで支える、ではなくインソールで足を機能させたい人は必見の一枚です。
主な機能としては
- メタパッドによる横アーチ形成
- Weightflex®テクノロジーが足本来の内側縦アーチ、外側縦アーチ機能を活かす
と、価格は高いですがそれに見合うだけの機能を備えたインソール。
自身の後脛骨筋、長腓骨筋を活動させる機能が特徴であるため、継続使用で症状が良くなる場合もあるインソールです。
お薦めインソール2BA2NE バネインソール
しなやかなアーチサポートと載距突起、踵骨前支持が特徴で、3つのアーチとかかとをバランスよくサポートする日本企画の製品がバネインソールです。
主な特徴としては
- 用途別に分かれたラインナップ
- 3つのアーチと載距突起、踵骨前をサポートすることで足裏への負担、痛みを軽減
と、足底腱膜炎の伸張ストレスを軽減させやすい製品の一つです。
お薦めインソール3SIDAS シダスインソール
しなやかなアーチサポートに、載距突起や踵骨前といった場所もある程度支持する事で、バランスよくサポートしてくれるのがフランスのシダス。
特にスポーツ系のインソールが強みのメーカーです。
主な機能としては
- しなやかなアーチサポートで違和感なく痛みを軽減
- 衝撃緩和機能も豊富でかかとの痛みを軽減
と、普段でもスポーツでも、初めてインソールを替えてみるという方にお薦めしたいメーカーです。
お薦めインソール4superfeet スーパーフィート
硬質なプレートで載距突起やかかとを中心に支えることで、扁平足傾向の足をガッチリサポートをしてくれるのが、アメリカのスーパーフィート。
主な機能としては
- 強力な支持で扁平足由来の問題を改善
- 長期使用に耐えうる耐久性なので、長持ち
と、主に扁平足の方に適した、足底腱膜炎の緩和に適したインソールです。
まずは病院へ次に専門店で聞こう
今回は足底腱膜炎でお悩みの方におススメなメーカーを紹介していきました。
比較的おススメしやすい、足の痛みや疲れを助長せず、緩和、改善させやすい、パフォーマンスをアップさせやすい製品を紹介してきたつもりですが、足の形は千差万別、様々です。
大切なのはインソールだけではなく多岐に及びますので、まずは病院でお医者様に診て頂き、その上でインソールを検討。
インソールを変えてみても駄目だった方は、専門店で詳しいスタッフに話を聞くのをお薦め致します。
- BA2NE ベーシック 解説
- シダス アウトドア3D 解説
- PEDAG ビバサマー 解説
- BMZ コンプリートジエイタイ 解説
- Bauerfeind スポーツインソール RUN PERFORMANCE INSOLE 解説