ドイツの靴、サンダル、フットベッドで有名なビルケンシュトック。
その中でも本日はフットベッド、ブルーフットベッド スポーツを解説していきます。
ハーフインソールでどのような靴にもフィットしやすく、アーチサポートが特徴となっているブルーフットベッド。
どのように効くのか、理論や機構も合わせて解説致します。
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ミッド~ハイアーチの方に適した設計仕様
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基本的に標準的なアーチタイプの方に適し、ハイアーチタイプの方でも問題ない使用となっています。
サポートは主に内側縦アーチ部、横アーチ部、外側縦アーチ部、踵骨、立方骨、載距突起部と、必要な部位にサポート材が組み込まれています。
ただし、コルクによってある程度の強度があるため、あまりに扁平足傾向が強いと、アーチ部に過度に接触する恐れがあります。
普段の足の疲れ、痛みに効果的
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主に3つのアーチを骨格含め支える機構で、サポートとしては強めの部類に入ります。
疲れや痛みを抜本的に改善することも期待されますが、サポートが強いため合わない場合は痛みを引き起こす事もあります。
以下、このインソールが軽減できる可能性が高い症例、解決できそうな悩みです。
- 足底腱膜炎
- 外反母趾
- 有痛性外脛骨
- リスフラン関節炎
- 巻き爪
- 足根管症候群
- ねんざ
- 開帳足
- 内反小趾
- 足、腰が疲れやすい
- 腰痛
普段履くスニーカーに最適
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硬めのクッション性に硬めのサポート材となっており、主に普段履くシューズ、スニーカーに適したインソールと言えます。
加えて、ハーフインソールであるため、内容積の少ないシューズにも使用しやすい製品です。
商品名にはスポーツとありますが、基本的には普段履きに使う事をおすすめします。
毎日の着用で効果を引き出すインソール
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ハーフインソールでシューズを問わず使用でき、立ち仕事やウォーキング程度の強度で最も効果的なインソールと言えます。
そのため、毎日使用することが出来、それが望ましいインソールと言えます。
合わない場合は痛みが出る事も
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基本的に硬めのコルクでアーチ部も構成されており、激しい動きに対応する柔軟性は持ち合わせていません。
扁平足傾向が強い足でも圧迫が強すぎる可能性があるため、やや低いアーチ~やや高いアーチまでの方の、普段の疲労軽減、姿勢矯正を目的として使用するのが適切なインソールです。
ブルーフットベッド スポーツの理論
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ビルケンシュトックのブルーフットベッド スポーツは内側縦アーチ、横アーチ、外側縦アーチ、載距突起、立方骨部、踵骨を支持する事で、足元を整えやすくするハーフインソール。
レディース向けのナロー、メンズ向けのレギュラーの二種類が展開されているインソールとなります。
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特徴としてはまずはかかとで、深さのある設計使用。
かかとの左右へのぐらつきをがっちり抑える仕様であり、この機構でかかとの内外反を支持するよう設計されています。
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更に内側縦アーチ、横アーチ、外側縦アーチを支持する形状が特徴にもなっています。
内外両側ともにサポートする設計に加え、中足骨パッドによる横アーチ支持も採用されているハーフインソール。
どのアーチサポートも割と主張が強く、やや硬質であるため、立っている状態や歩いている状態に適した強度設計という所感です。
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この硬さを緩和するために、足裏のスペースも設けられています。
足自体のたわみを活かす仕組みをつくることで、コルクの硬さを緩和する仕上がりです。
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この3つのアーチを支持し、たわみを活かす設計に加え、踵骨内側の載距突起部、踵骨前側の立方骨部への支持も備えています。
後足部の安定性、アーチを形成する立方骨部と、過剰回内を抑制する載距突起部を支持する事で、アーチサポートだけでなく骨格へのサポートも実現されています。
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この後足部に必要な支持を詰め込みつつ、アーチサポートも兼ね備えているのがブルーフットベッド スポーツの長所。
強い支持で足元をしっかり支える事が可能な一枚となっています。
ブルーフットベッド スポーツの選び方
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基本的には靴、シューズのサイズと同じサイズを購入して頂ければ問題ありません。
後はメンズのレギュラー、レディースのナローモデルが展開されているため、ご自身の足に合わせて購入頂ければと思います。
実際に使ってみた
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筆者も実際にブルーフットベッド スポーツを使用してみました。
まず、筆者自身がミッドアーチ程度ですが、内側土踏まず部への支持は程よく適切で、硬めで足を支持する感覚が得られます。
サポートに関してはどのアーチも基本的にやや強めであり、スポーツをするにはあまり向かない所感。
あくまで普段履きやウォーキングといった、足部が大きく動かないケースで使用する方が良いでしょう。
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また、履き心地に関しては表面のテキスタイル素材が足触り滑らかなものに仕上がっています。
普段履きで姿勢を良くしたい、足の疲れがとれない、そういった方に適したハーフインソールであるように感じました。
まとめ
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普段履き、スニーカー、立ち仕事やウォーキングに適したハーフインソール、ビルケンシュトック ブルーフットベッド スポーツについての解説は以上となります。
長所としては必要なサポートが強めに設計されており、ハマれば足腰への負担が楽になるインソールと言えます。
特に足の裏が疲れやすい、立っている時間が長い人にとっては症状を緩和するインソールになると思いますので、普段履き用に検討してみてはいかがでしょうか。
※下記インソールの基礎編も良ければご確認ください
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