ミズノの革新的フォーム材として誕生したミズノエナジー。
そのミズノエナジーをインソールに加工したものが、今回のエナジーインソールとなります。
税込み2200円と手軽な価格で購入できる、バスケット、バレー、ハンドボール用のインソール。
今回はどのような製品なのかを解説していきます。


どなたにでも合う設計が特徴

基本的にどなたでも使用できるタイプのインソールで、大きな疾患等のない全年齢の男女であれば問題なく使用できます。
多少の凹凸によるアーチサポートがついてはいますが、しっかりとサポートするような素材感ではないため、概ねどのような方でも使用する事が可能です。
衝撃の軽減、ジャンプ力向上に効果的

ミズノエナジーを用い、表面にはメッシュを採用した、クッション性と反発性が特徴の製品と言えます。
一方で足部へのサポートはあまり期待できない為、あくまで衝撃緩衝と高反発素材としての役割が強いインソールです。
以下、このインソールが軽減できる可能性が高い症例、人です。
- 足の疲れやすさ
- 足裏の痛み
- 直接的な衝撃による各関節の痛み
- ジャンプ能力の補助
インドアスポーツに適した設計も特徴

衝撃緩衝性と反発性に優れるため、主にバレーボール、バスケットボール、ハンドボールのシューズに適したインソールとなっています。
普段履きでも使用する分にはある程度問題ないとは思いますが、野球やゴルフ、テニスでは専用のミズノエナジーインソールが販売されています。
衝撃緩和やジャンプ力向上で入れたいインソール

効果としてはミズノエナジーのクッションと反発性が特徴となっています。
これ以外の特徴は強くはないため、衝撃緩和であったり、高反発のインソールとして活用されるのがおすすめです。
デメリットは概ねなし

軽い、柔らかい、反発復元力があるという、三拍子そろっているインソールになります。
誰にでも合う仕様でもありますが、言い換えれば足へのサポートという点はあまりありません。
足部の問題改善機能は備えておらず、代わりに低価格で提供されているといえます。
エナジーインソールの理論


理論という理論はあまり無く、基本的にはミズノエナジーによるクッション性、高反発性が特徴です。
ミズノエナジーによる機能を体感しやすい商品と言えます。


全面がミズノエナジーであるため、足へのサポート性は低い仕様ですが、一応構造上はサポート機構を備えているのは特徴と言えるかと思います。
一応ヒールカップもあり、両端がせり上がることでかかとのぐらつきを軽減させたい意匠。


加えて足底部にはわずかにスペースを設けているため、より足裏のアーチ機構を活かしやすい構造がとられています。
ミズノエナジー自体が特に硬質、プレートのようなものは入っていないため、あくまで外見上はそうなっているというだけです。
また、横アーチを支えるメタターサルパッドのようなものや、内側縦アーチ、外側縦アーチを支える意匠も設計されています。
加えてあくまで意匠ではありますが、内外縦アーチ部はミズノエナジーの反発力によって、過度に荷重がかかった際に押し戻すような働きは多少期待できるものとなっています。


更に、メタターサルパッド付近には通気口を設けており、通気性を確保する意匠も設計されています。
表面はメッシュであるため、ある程度の通気性は備えているものとなっています。
底面は割とフラットな仕上がりですが、拇趾側の方に厚みを設けている事でミズノエナジーの反発力を引き出す狙いが見受けられます。
代わりに小趾側に流れやすくないパターンもごくわずかですが考えられますので、若干考慮しても良いかもしれない要素となっています。
エナジーインソールの選び方


基本的には靴、シューズのサイズと同じサイズを購入して頂ければ問題ありません。
特殊な工夫やサポートが強く入っていないからこそ、該当のシューズに入れるのであれば、誰が使っても問題ないような仕上がりです。
実際に使ってみた

筆者も実際にエナジーインソールを試してみました。
ただ、筆者はスポーツをしないので、普段履きでの着用です。
ミズノエナジーの特徴的な柔らかさ、軽さに加えて反発力もある程度感じられる仕上がりで、フワッと柔らかく、グッと反発するのが感じられます。
また、表のメッシュも違和感なく、心地よく着用する事が可能です。

サポート系の意匠に関しては違和感なくフィットする模様で、感じやすいのは内外縦アーチへ過剰に荷重がかかった際に反発するのが面白い所感であります。
懸念点とすれば、地面との接地感は薄まっていきますので、素足のような接地感をバレー、バスケット、ハンドボールでも求める場合は向かない可能性があります。
インドア競技でも、適度なクッションと反発性が欲しい方に適したインソールです。
まとめ


クッションと反発性が特徴のインソール、ミズノ エナジーインソールについての解説は以上となります。
基本的にインドア競技に対応しやすいインソールで、高いクッション性と反発性、2000円程度という価格は特徴と言えるインソール。
一方でそれ以外の効果はあまり無いので、足部に問題がある場合は別のものの方が良いと思われます。
※下記インソールの基礎編も良ければご確認ください
https://insole.xyz/insolebasic/foot-arch/
- シダス マックスプロテクト ウォーク 解説
- シダス マックスプロテクト ラン 解説
- BA2NE ボールスポーツ 解説
- シダス マックスプロテクト フィール 解説
- ZAMST フットクラフト Cushioned for WALK 解説
akaishi ashimaru ashisupli BA2NE bauerfeind BIRKENSTOCK BMZ BTR foot FUSIONFLEXI gzero insole kickswrap mizuno NABOSO newbalance realine sidas SOFSOLE sorbo SPENCO SPICA superfeet TENTIAL workman zamst