ドイツ発祥、アメリカ足病学医師協会にも認定されているPEDAGのインソール
その中でも夏場に適した商品として販売されているのが、今回のVIVA SUMMERとなります。
基本的な構成は定番のVIVAシリーズと同じ、アーチをしっかりと支え、痛みの軽減に効果を発揮する一枚です。
今回はそのVIVA SUMMERが、どのような方に適しているのかを記載していきます。


適する方…標準的なアーチの方

土踏まずを支えるタイプのインソールであるため、アーチタイプに合わせたものを選ぶことが重要になります。
VIVA SUMMERは標準的なアーチの方に適した設計であり、低すぎる方は特に合わないことが多いでしょう。
サポートは内側縦アーチ、横アーチを中心に、外側縦アーチを直接サポート機能する機構が充実しています。
適する悩み…足底腱膜炎等

主にアーチサポート、内側縦アーチ、横アーチ、外側縦アーチ全てに対してしっかりとサポートをする製品です。
VIVA SUMMERに関してはミドルアーチに対応する設計であるため、標準的なアーチの方に効果を発揮するインソールとなっています。
備考として、ドイツ本国ではVIVAにてアーチの低い方向けの製品も展開されており、日本国内でもアーチの高い人向けの製品が展開されています。
以下、このインソールが解決できる可能性のある症例です
- 足底腱膜炎
- 外反母趾
- 有痛性外脛骨
- モートン病
- 足底部、拇趾球、小趾球の痛み
- 腰や膝の痛み
対応する靴…革靴、紳士靴等

VIVAシリーズの中ではサラリとした肌触りのインソールで、デザインとしてはスニーカーに適した製品です。
ただし、つま先の形状からより適するのは革靴です。
安定性はかなり高くサポート性が強いので、普段履く靴、歩く靴、ブーツに入れるのが適当といえます。
使う用途…普段使いが最適

PEDAGのVIVAシリーズは毎日普段から使用する事が可能であり、強度の高い樹脂でのサポートがあるため、長く使用する事が可能です。
樹脂プレート部分の耐久性が高いため、毎日使用しても問題ありません。
合わないケース…強い扁平足、回内足

標準的なアーチ形状に設計されているため、扁平足の方は使用する事が難しいインソールです。
硬い樹脂でアーチを直接サポートするので、圧迫感が強すぎることもあり、合わないケースもあります。
ハイアーチ型に対してはビバハイと呼ばれる製品がありますが、ローアーチ型に対応した製品は現状ありません。
※正確にはフィットネス、シエスタ辺りが恐らく該当します。
PEDAG VIVA SUMMERの理論


PEDAGのVIVAシリーズ全般に共通している設計であるアーチを支える仕様が採用されています。
アーチは3つのアーチ、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチをバランスよく支持する機構です。
支持するパーツは足底側になる黒の樹脂素材になり、かなり硬質であるため長く強く足へサポートをかけ続ける事が可能なものとなっています。


細部を各部位ごとに確認しますと、かかとは浅く設計されています。
支持性は高くなく、あくまで靴のヒールカウンターの強度に頼った設計です。
中央部に収まりやすい仕様ではありますが、強い機構ではないため、インソール単体としての支持性は低くなっています。


アーチ部は硬質なフッドベッドを用いることで、内側縦アーチ、外側縦アーチを支持する設計。
なだらかな傾斜を描くことで、足裏の土踏まず、アーチを直接支持するのが特徴となっています。
外側だけ、内側だけ支持ということは無く、バランスよく支持する機構です。


また、画像からは確認が難しいと思われますが、製品には横アーチパッドが標準搭載されております。
内側縦アーチ、外側縦アーチに加え、横アーチに対しても直接パッドによって支持するのがVIVAシリーズの特徴といえます。


更にかかと前~中足骨部下、足裏アーチ部には空間を設けることでたわみを生み出し、足本来のたわみを再現するようなスペースとなっています。
このスペースを作る内側縦アーチ、外側縦アーチを支持する機構も、VIVAシリーズ共通の仕様となっております。


加えて、踵骨部にはクッションフォームを使用しており、硬さを軽減する仕様が施されています。
アーチ部をフッドベッドとパッドで支持しながら、踵骨にはクッションで柔らかさを追加しているのも特徴です。


表面には雑菌の繁殖を抑え、臭いを生ませないバイオアクティブ生地を使用。
タオル地による足当たりの良さ、銀イオン加工による抗菌仕様です。
裏側にはシサル麻を使用することで、通気性を確保しております。
実際に使用してみた感想

筆者も実際に普段履きにて使用してみました。
最も感じられるのは足底部へのアーチサポートで、硬質なプレートがカチッと入る感覚が強いです。
各部位でみると、内側縦アーチが最も圧迫感を感じやすく、外側縦アーチ、横アーチに関してはそこまで感じません。

履き心地はサラリとしたタオル地で、蒸れ感も強くはない印象。
アーチサポートも筆者がミドルアーチのため、問題になることはありませんでした。
足裏をしっかりと支える感覚が強く出るため、扁平足傾向の方には合いにくい印象はありますが。
合えばしっかりと支えてくれるため、普段履く靴には良さそうです。
まとめ


ミドルアーチ型に対応したアーチサポートインソール、PEDAG VIVA SUMMERの解説は以上となります。
SUMMERの名の通り、通気性が比較的よく、かつお手頃な価格で購入できるサポートタイプのインソールという印象でした。
耐久性の高さ、サポート性の強さは十二分に感じられる一枚なので、該当の方は一度試してみてはいかがでしょうか。
PR |
- AKAISHI
- ashimaru
- ashisupli
- B-TR
- BA2NE
- BAUERFEIND
- BIRKENSTOCK
- BMZ
- FUSION-FLEXI
- NABOSO
- newbalance
- other insole
- PEDAG
- REALINE
- SIDAS
- SOF SOLE
- SORBO
- SPENCO
- SPICA
- SUPERFEET
- TENTIAL
- ZAMST
- エッセイ
- ワークマン
- 使用目的別おすすめインソール
- 基礎知識
- 症状別おすすめインソール
- 選んではいけないインソール
akaishi ashimaru ashisupli BA2NE bauerfeind BIRKENSTOCK BMZ BTR foot FUSIONFLEXI gzero insole kickswrap mizuno NABOSO newbalance pedag realine sidas SOFSOLE sorbo SPENCO SPICA superfeet TENTIAL workman zamst