ホシノ B+VC25M 解説

HOSHINO
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埼玉県草加市に本拠を構えるホシノ。

今回はそのホシノから販売されている、ランニングから普段履きにまで使用できるインソール、B+VC25Mを解説していきます。

ホシノインソールといえば、大手小売店だと石井スポーツ等にて販売されている製品。

今回はどのように効くのか、使用すればいいのか、理論も併せて解説していきます。

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適する方…やや扁平足~標準的なアーチの方

基本的にどなたでも使用できるタイプのインソールです。

本製品は大きな疾患等のない全年齢の男女であれば問題なく使用できます。

サポートは主に標準~やや低めのアーチの方に対して、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチを支持。

加えて踵骨付近も、少しですが支持して作られています。

全体のバランスとしては、やや扁平足傾向~標準的なアーチの方だと恩恵を得られやすい製品です。

適する悩み…疲労の軽減、パフォーマンスの改善

主に内側縦アーチを支える設計で、外側、横、踵骨も支える設計。

また、内側縦アーチ部のサポートを調整できるのが本作の特徴です。

サポート、支持はそれなりにありますが調整できるので、極端な傾向の方でなければ疲労軽減や足の裏の痛み、パフォーマンスの向上が体感出来る事が期待される製品です。

以下、このインソールが緩和できる可能性が高い症例です。

  • 足底腱膜
  • 腰痛
  • 足腰の疲労感
  • シューズ内のズレ
  • 有痛性外脛骨
  • リスフラン関節炎

対応する靴…普段履き、もしくはランニングシューズ

表面にはメッシュ状のEVAを用いていることから、主に普段履きからランニングシューズにまで適合する製品です。

また、前側約3.0mmとやや薄手であり、広めの形状をとっていることから、ベアフット系のシューズにも採用できます。

全体的な強度や滑り止めの感触として、普段履きからランニング、トレッキングといった靴で活躍するインソールです。

使う用途…ランニングやトレッキングにも対応

程よい表面の滑り止めや通気性を加味すると、ランニングやトレッキングなどで最も効果的といえます。

もちろん、普段履きとして活用することも可能であり、比較的広範に使える製品でショウ。

ただし、後足部のサポートパーツがある程度容積をとるため、容積の少ないスポーツシューズには適しません。

合わないケース…凹足、過度な扁平足

ベースのサポートにはある程度強度がありますが、サポートの主軸は内側縦アーチ部になります。

そのため、過度な扁平足傾向の方、凹足傾向の方といった、足部に問題がでやすい方は別のものを選んだ方が良いかもしれません。

ただし、内側縦アーチ部に関しては調整機能もあるため、心配しすぎる必要はありません。

B+VC25Mの理論

B+VC25Mは主に土踏まず、内側縦アーチ部の動きを支え、落ち込ませないのが製品の特長となっています。

前提として足の裏のアーチは主に3つ、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの三か所あります。

このB+VC25Mでは内側縦アーチ部をメインに、外アーチ部、横アーチ部、踵骨も支持しているのが特徴です。

主に内側縦アーチを中心とした支持を、ある程度強度のある橙色のスタビライザーで構成する設計。

足が疲れた時に、アーチが落ち込んだ際に少し支持するような強度、高さ設計で構成されています。

加えて、本作の特徴はアーチサポートパーツが追加で付属されているという所。

黄色のアーチサポートパーツを外すこともできるため、実質3段階の調整が可能となっています。

更にこのスタビライザーはかかと、アーチ部を支持する機構を持ち合わせています。

加えて、インソール下にわずかに空間を設ける設計を採用。

ただし、本作においてはほぼフラットな設計のため、たわみが少ない仕様です。

そのため、スタビライザー自体も硬すぎず、柔らかすぎずの強度に設計されています。

また、本作は内側縦アーチ部の支持が主となりますが、横アーチに対しても隆起を設計。

こちらは更に弱い支持に留まりますが、横アーチも支えることで、バランスよく3アーチを支持しています。

一方で、載距突起部の支持は無いため、そのデメリットを打ち消すための調整機能となっています。

更に、かかとの左右へのぐらつきを抑えるヒールの強度もスタビライザーによって支持。

左右へのかかとのぐらつきを軽減することで、アーチ部への過度な負担も軽減する仕様設計です。

ぐらつきをある程度軽減する仕様で、フィットすればアーチ部への負担軽減が期待できそうな形状となっています。

また、表面材には粗いメッシュ形状のEVAを使用しています。

この粗いメッシュを再現したEVAによって、滑りにくさを担保しているのが特徴。

加えて、通気性が高く設計されているのも特徴と言えるでしょう。

全体としては、3つのアーチを強すぎずにサポートするのがB+VC25Mの特徴。

このため、基本的にランニングや普段の通勤通学、普段靴、登山靴に、疲労軽減やパフォーマンスアップを目的として入れるのが望ましいインソールと言えます。

B+VC25Mの選び方

基本的には足のサイズと同じサイズを購入し、つま先に余分があればハサミ等でカットして頂ければ問題ないかと思います。

加えて、下記項目も重要であり、

  • かかとが綺麗に収まっているか
  • 土踏まずに過度に当たっていないか
  • 足の曲がる場所(MTP関節)にプレートが重なっていないか
  • インソールから過度に足がはみ出さないか

といった項目も大切になります。

実際に使ってみた感想

筆者も実際にB+VC25Mを使用してみました。

筆者自身がミッドアーチなのですが、アーチ部の支持自体は赤色サポートを追加することで感じやすくなりました。

扁平足傾向が強い方は既製品のまま、もしくは黄色サポートを外して入れることで、丁度いいかと思われます。

また、外側縦アーチ、横アーチに関しては支持があるものの、強すぎるということはありません。

履き心地については薄さと硬さが多少あり、クッション感は強くない感覚。

そのため、ゼロシューズといったベアフット系のシューズにも相性はいいように感じます。

凹足であるなら他に良いものがあるように感じますが、全体通してバランスは悪くないように感じました。

まとめ

普段履きからランニング、山にまで適したインソール、B+VC25Mについての解説は以上となります。

内側縦アーチ部の調整機能が特徴の製品で、足の疲労軽減やパフォーマンスアップに役立つインソールになっていました。

価格は中価格帯にはなりますので、普段の通勤通学や、ランニング、トレッキングをする方、扁平足気味の方は試してみてもいいかと思います。

※下記インソールの基礎編も良ければご確認ください
https://insole.xyz/insolebasic/foot-arch/

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